eコマースで活用が進むInstagramインフルエンサーマーケティング

eコマースで活用が進むInstagramインフルエンサーマーケティング

成長を続けるインフルエンサーマーケティングは、2021年には138億ドルを生み出すことが予想されています。インフルエンサーマーケティングを牽引するのがInstagramインフルエンサーマーケティングを手掛けるブランドの67%がInstagramを利用しています 

本記事ではeコマースでInstagramインフルエンサーマーケティングを検討している方のために、Instagramでインフルエンサーマーケティングを行うメリットや、実際の始め方を紹介します。 

 

Instagramでインフルエンサーマーケティングを活用するメリット

インフルエンサーマーケティングには主な3つのメリットがあります。 

● 費用対効果が高い 

Instagramを介したインフルエンサーマーケティングの平均ROI(投資利益率)は6.5、つまり1ドルの投資につき6.5ドルの利益が出ているという統計もあります。マイクロインフルエンサーを活用することで、より少ない予算で成果を上げることができるようになりました。 

● マーケティングの規模を急速に拡大できる 

インフルエンサーを活用することで、多面的な展開が可能になります。インフルエンサーのコンテンツを共同でシェアすることで、ブランドがコンテンツを制作する負担を軽減することもできます。

 

● ブランドに最適なオーディエンスに訴求できる 

ブランドがターゲットとするオーディエンスに訴求力のあるインフルエンサーを活用することで、理想的なオーディエンスに容易にリーチすることができます。 

eコマースでのインフルエンサーの見つけ方

インフルエンサーマーケティングの成否は自社ブランドに合ったインフルエンサーを見つけられるかに大きく影響されます 

インフルエンサーの中には100万人以上のフォロワーを持つメガインフルエンサーから、フォロワー数が千人から1万人程度のナノインフルエンサーまで、多種多様なインフルエンサーがいます 

その中でもブランドが提携しているインフルエンサーの90%以上がフォロワー1万人~10万人のマイクロインフルエンサーです。小規模ながらもニッチな影響力を持つマイクロインフルエンサーは、1投稿当たり100ドルから500ドルと費用対効果の面でも優れているからです。 

ここではブランドに合ったマイクロインフルエンサーを見つける手順を紹介します。 

 

ステップ1:目標とターゲットを明確にする 

インフルエンサーにアプローチする前に、Instagramを通じて何を達成するつもりなのか、訴求するターゲットは誰なのかを明確にします。 

ステップ2:理想的なインフルエンサーを特定する 

理想的なインフルエンサーは、次の3つの条件を備えています。 

● ブランドと関連がある 

ハッシュタグを調査することで、自社の固有の強みに適合するインフルエンサーを探すことができます。すでに自社の商品のファンであるインフルエンサーは最大のブランド資産です。同時に商品を熟知しているため、理想的なコンテンツを作成してくれるでしょう。 

またインフルエンサーマーケティングプラットフォームを利用することで、ブランドに関連の深いインフルエンサーを探すことができます 

 

● エンゲージメント率が高い 

最近のプロモーション投稿を3つ選び出し、「いいね」やコメント数を合算してフォロワー数で割ることで、エンゲージメント率を把握することができます。 

 

● 実績がある 

候補者に対して、過去半年~1年の提携先を質問します。スポンサーのタイプに一貫性があるかどうか、また自社ブランドと関連性があるかどうかを把握することができます。 

ステップ3:連絡する

インフルエンサーの価値観とブランドが一致していれば、インフルエンサーは喜んで協力してくれるでしょう。インフルエンサーに対する支払いは、一般的に3つの方法があります。 

  • 商品を無料で提供する 
  • アフィリエイトリンクを提供して、売上の一定の割合を提供する 
  • インフルエンサーが定めたレートで支払いを行う 

eコマースでインフルエンサーの活用を検討しよう

Instagramを通じて商品の魅力や使い方をオーディエンスに伝えてくれるインフルエンサーは、オーディエンスの消費行動に大きな影響を与えます。特に商品を手に取ることのできないeコマースにとって、インフルエンサーの発信は購買行動を後押ししてくれます。10人中8人のオーディエンスが「インフルエンサーが推薦した商品を見て、その商品を購入したことがある」と答えていることからも、その影響力がうかがえます。ブランドの魅力に共感してくれるインフルエンサーを見つけ、パートナーシップを構築しましょう

著者: Ami.T

在米15年。長らくトランスコスモスでのコールセンター事業運用に従事し、コールセンターの立ち上げや顧客管理業務を専門的に担当してきました。現在は営業として、日系企業が米国市場に進出する際のサポートを提供しています。米国市場は複雑で競争が激しいため、市場調査、販売戦略の開発、ローカルパートナーシップの構築など、包括的なサポートを行っています。

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