2019 YouTubeインフルエンサーを見つけるために最適な5つのプラットフォーム

2019 YouTubeインフルエンサーを見つけるために最適な5つのプラットフォーム

動画視聴の中心がPCからモバイルに移行して、モバイルに焦点を合わせた動画マーケティングの重要性がかつてないほど高まっています。その中心になっていくのがインフルエンサーマーケティングです。ここではなぜインフルエンサーマーケティングが重要なのか、さらにあなたのブランドやマーケティングの目的に最適なインフルエンサーをどうすれば探すことができるかをご紹介します。

インフルエンサーマーケティングが重要な理由

2021年までに、世界のIPトラフィック全体の82%を動画が占めると予測されています。その中でもモバイルを通じての動画視聴が、急速な伸びを見せています。

数ある動画配信サービスの中でも、あらゆる領域で圧倒的な優位性を保っているのがYouTubeです。SnapchatやInstagram、Facebook、Twitterなど、ほかのSNSの多くも動画共有および表示機能を備えていますが、これからもしばらくはYouTubeが最大のモバイル動画配信プラットフォームである時代が続くでしょう。

YouTubeを使ったマーケティングとしては、インストリーム広告(や、プレロール広告(動画本編の再生前広告)の効果も無視できませんが、ブランドを消費者に届けるには、インフルエンサーマーケティングに優るものはありません。というのも、オーディエンスの多くは広告をスキップして動画を視聴するのに対し、インフルエンサーが作成した動画ならば、視聴者は喜んで見るからです。

モバイルビデオの人気が高まり、さらにYouTubeがその中心を占めていることを考えれば、マーケティング担当者にとって適切な動画クリエイターを見つけることの重要性がますます高まっているのです。そこで、あなたの業界やターゲットに合わせたクリエイターを見つけるのに役立つプラットフォームを、ぜひ活用してください。

インフルエンサーが見つかる5つのプラットフォーム

Upfluence

UpfluenceはさまざまなSNSを横断して100万人以上のインフルエンサーのデータベースを擁するプラットフォームであると同時に、キャンペーンの強力な管理ツールでもあります。

条件を入力すれば、インフルエンサーの一覧とプロフィール写真、基本データが表示されるのは、ほかのプラットフォームと同様ですが、Upfluenceが管理しやすいのは以下の2つの点においてです。第1に、検索条件に優先順位を割り当てることにより、アルゴリズムがより関連性のあるものを認識できるようになっています。

第2に、通常は検索を絞りこむたびに結果が更新されるのですが、Unfluenceではその代わりに、結果に一致するマクロインフルエンサーが何人であり、マイクロインフルエンサーは何人か、その中でトップ5%は誰かなどが表示されます。

NeoReach

データやデータ分析の重要性が、今日ほど認識されなかったころから、NeoReachはインフルエンサーのデータばかりでなく、オーディエンスのデータ解析に力をいれてきました。今日では300万を超えるインフルエンサーと40もの指標による検索機能によって、最適なインフルエンサーだけでなく、最適なオーディエンスまでも、結果を絞り込むことができるようになっています。

もともとはフォーチュン500企業を対象としたプラットフォームでしたが、現在は手ごろな価格帯の縮小版も提供しています。

Julius

Juliusはディスカバリー専用ツールとして始まりましたが、その後、機能を拡大し、キャンペーン管理も可能になっています。Juliusが優れているのは、インフルエンサーのプロフィールです。SNSからアルゴリズムによってデータを集めるだけでなく、たとえば、あるインフルエンサー候補が他のブランドの仕事をしているか、など、アルゴリズムが見落とした空白を、人力で埋める作業が行われているのです。そのためはるかに多くの情報を得ることが可能です。

Tagger Media

Tagger Mediaの最大の特色は、インフルエンサーのオーディエンスを解明することに重点を置いているため、50を超える検索基準を選択できることにあります。たとえば、あるインフルエンサーのフォロワーは、あなたがこれから開拓しようとしている層だったとします。するとTagger Mediaでは、類似したオーディエンスを見つけ出し、そこから他のインフルエンサーを割り出してくれるのです。これは特にあなたが幅広いトピックを扱うインフルエンサーを探したいときに、役に立つはずです。

AspireIQ

旧名Revfluenceから、AspireIQに名称を変更したこのプラットフォームの最大の特色は、QuickMatchというインフルエンサーと企業のマッチングを助ける機能です。プラットフォームは、過去の検索に基づいて、多数の提案を提供してくれます。特色の2つ目は、ソーシャルリスニング機能です。この機能を使えば、自社ブランドがどのように話題にされているかを監視し、言及しているユーザーのリストをまとめることができます。その中からインフルエンサーを探し出すこともできるのです。また、AspireIQに画像をフィードすると、それと視覚的に類似したコンテンツを提示してくれます。この方法によってYouTubeで活躍している人を見つけ出すこともできます。

まとめ

2005年にYouTubeがローンチされたとき、メディアの世界にここまで大きな影響力を持つことになるとは、誰も想像していませんでした。今日では、あらゆるブランドでYouTubeはマーケティング戦略の重要な部分を占めています。さらに、インフルエンサーによって作成されたコンテンツは、急速に小売ブランドのマーケティングにとって中心的な手法になりつつあります。ここで紹介したプラットフォームは、それぞれ独自性を持っており、いずれも優れたものです。目的やターゲットに応じて最適なYouTubeを舞台とするインフルエンサーを探してください。

著者: Ami.T

在米15年。長らくトランスコスモスでのコールセンター事業運用に従事し、コールセンターの立ち上げや顧客管理業務を専門的に担当してきました。現在は営業として、日系企業が米国市場に進出する際のサポートを提供しています。米国市場は複雑で競争が激しいため、市場調査、販売戦略の開発、ローカルパートナーシップの構築など、包括的なサポートを行っています。

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