ソーシャルメディアを使ったマーケティングは、ますます重要になってきています。効果的に売上を伸ばすためにぜひ知っておきたい、2020年の最新トレンドを紹介します。
1. インフルエンサーがますます重要です
インフルエンサー全体のマーケティングは、通常の広告よりも費用が安いうえに効果が高いため、2020年もインフルエンサーの影響力は引き続き増加します。 フォロワー数の多い大物インフルエンサーだけでなく、マイクロ・インフルエンサーにも注目が集まるそうです。 特定のコミュニティーで拡散力があり、比較的少ないフォロワーとより密接な関係を保っているマイクロ・インフルエンサーを複数採用することで、少ない予算で目標となる層に確実にアピールすることができます。
2.ソーシャルメディア上のEコマースがさらに発展
2019年にはインスタグラムに「チェックアウト」機能が収益、プラットフォームからしばらく簡単に買い物ができるようになりました。側にとって購入プロセスを短縮できるという特典もあり、2020年も引き続き人気がありそうです。
3. 「ストーリー」機能の活用が欠かせない
インスタをはじめ、Facebookやスナップチャットなどで使える「ストーリー」機能の人気があるんです。 投稿が24時間などほんの一瞬で消えてしまうため、顧客の注意を呼びやすいのが特徴です。おトク情報をストーリーに投稿すると、新規フォロワーの増加にもつながります。
インスタ「ストーリー」のデイリー・アクティブ・ユーザー数増加
中でも重要なのが、動画コンテンツです。米国での研究によると、2022年までにインターネット上のコンテンツの82%が動画になることのこと。ソーシャルメディア・マーケティングに関しても、動画コンテンツの重要性は優勢ばかりです「ストーリー」機能を使えば手軽に動画を活用できますので、ぜひ試してみてください。
4.ソーシャルメディアがカスタマーサービスの窓口に
ソーシャルメディアがカスタマーサービスの窓口として使われるようになってきました。お問い合わせへの悩みや苦情対応などを他の顧客にも見える形で行うことが多いため、対応のよしあしがブランドイメージの進歩や進歩今後は、以前よりも賢くなったチャットボット(自動会話プログラム)を使うことで、コストをかけずに24時間顧客対応をすることができる可能性はありません。
5. ARの活用がいっそう進む
各種メディアでAR(拡張現実)を使った写真加工フィルターが人気ですが、最近はさらに高度なAR活用事例も増えています。米国の化粧品ブランド「セフォラ」では以前からARアプリを提供しており、顧客は化粧品をオンラインで購入する前に試してみることができます。 最近、この機能がFacebook上でも使えますようになりました。 なおARによるシミュレーション機能は、今後ソーシャルメディア・マーケティングで幅広く使われるようになりますよ。
6.ユーザー生成コンテンツが引き続き人気
一般ユーザーが商品に関する画像や動画を作成し、それを企業がマーケティングに活用する「ユーザー生成コンテンツ」は、インフルエンサーによる投稿よりもさらに真実味があります。 2020年も、ユーザー生成コンテンツの人気は引き続き高まってまいります。
まとめ
ソーシャルメディアの世界は絶えず変化しています。 今後、規制が強化される可能性もあります。 最新の傾向を常に把握して、効果的な戦略マーケティングを立ててください。
著者:Hitomi.N
IT企業で4年間のプログラマーとしての経験を積み、その後6年間のプロジェクトマネージャー業務を行ってきました。渡米後はEコマースマネージャーとして、日本企業のアメリカ進出を支援しています。収集を行い、最新のデータと洞察をもとに、戦略の最適化や新しいアイデアを考案し、クライアント企業に競争力のあるソリューションを提供しています。