特にインフルエンサーを活用した販促集客活動は、フォロワーという明確な客観的に効果を発揮します。そのため、活用したいと考えている。しかし、インフルエンサーの拡散力の強さには注意が必要です。発信するコンテンツによっては、ブランドの価値が大きく下がってしまうことにはなりません。
今回は、アメリカ連邦取引委員会(FTC)からリリースされました、インフルエンサー向けのガイドラインを紹介します。インフルエンサーに情報拡散を依頼する前に、内容を保管して安心です。
ガイドラインの内容とは
ここでは、ガイドラインの概要を紹介していきます。インフルエンサーとしてPR活動を行う際の重要なポイントが分かりますので、ご参考にしてください。
投稿に「提供を受けている」ことを明確に示す
重要なのが、広告主とインフルエンサーの関係を必ず明確に示す必要があります。提携に関しても、投稿の興味深い部分に示し、フォロワーに迷惑を与えませんように。そして、関係性を示すのは投稿だけでは慎重であることにも留意しましょう。などの魅力的なところに広告主との関係性を示すことが推奨されています。
次に、具体的なポイントをいくつか紹介します。提供されている事は他のハッシュタグやリンクと分けて開示します。またその時も紹介したように、投稿以外のプロフィール欄に「提供」投稿内容がビデオの場合には、ビデオの最後にも提供を受けていることを記載しましょう。
SnapchatやInstagramのストーリーの場合には、フォロワーに提供されていることがわかるよう表示時間も考慮に入れる必要があります。動画の場合には、動画内はもちろん、概要欄や音声などさまざまな方法動画の音声を聞いていない場合でも、提供されていることがわかるようにがポイントです。 ライブ配信を行う場合には、提供を受けていることを繰り返し伝えましょう。
インフルエンサー自身が実際に使用・体験したことのみ発信する
そして、依頼を受けた企業のサービスや商品を、実際に使用・体験しましょう。使用した感想を投稿し拡散させていくことが必要です。情報を発信することについては、発信者であるインフルエンサー自身に責任があります。ここで注意すべき点は、投稿の内容です。 PRを投稿する報酬は、「商品やサービスの感想を発信すること」に対して発生しているため、良いコンテンツだけを書き込んで投稿に変更してしまうことは避けられます。
証拠のないことや有利を生む表現は偏見
「Aについての効果がある」という投稿をする場合には、必ずAに対する反省がとれているのかを、また、商品をよく見せようと誇張した表現を使うことも避けるべきです。
まとめ
この記事では、アメリカでインフルエンサーを活用した宣伝活動を行った場合の注意点を紹介しました。 インフルエンサーとの契約を行う場合には、ガイドラインを活用すればよいでしょう。を熟知している場合もありますが、念には念を入れて確認しておくと安心です。 そして可能であれば、ガイドラインをもとに独自の取り決めを作成すればよいでしょう。インフルエンサー活用時の対応が集中できるよう、社内で統一した取り決めをお待ちしておくとよいでしょう。
著者:Daisuke.S
Eコマースソリューション営業
トランスコスモスにおける定額事業運用のバックグラウンドを持ち、現在は日系企業を対象にECによる米国普及を営業の立場から支援。