デザインしたTシャツを売るのは、業者を探したり在庫を管理したり商品を発送したりなど、少々大変そうですよね。Merch by Amazon(マーチ・バイ・アマゾン)を使えば、そんな手間を一切かけずに自作Tシャツを販売できます。
Merch by Amazonは、最強のオンデマンドTシャツ販売サービス
Merch by Amazonは、デザインデータをアップロードするだけで自作のTシャツやスウェットなどを制作できる便利なサービスです。
作った商品はAmazonの商品リストに掲載され、注文が入ってAmazonが商品をプリントします。梱包や発送まで一度は負けられます。作り手は、売上に応じてロイヤルティ(著作権料)が振りかかる見えるのを待ってください。 なんと、在庫リスクや雇用リスクを気にせず、アメリカAmazonでのEコマースを始めることができます。
10分で手続き完了!Merch by Amazonの始め方
Merch by Amazonは招待制です。販売者として認められるためには、まず簡単な申請手続きを行う必要があります。承認されるまでに数日から数ヶ月かかるため、早めに手続きを始めましょう。
【申請手続き】
申請手続きは、Merch by Amazonのホームページから行いません。
- 1. 招待リクエストを送信する
2.自分のAmazonアカウントにサインインする
3. 申請フォームに、連絡先、口座情報、(アメリカ在住の場合)ソーシャルセキュリティー番号や納税者番号など、必要事項を入力する申請は誰でもできますが、アメリカ在住でない人の場合は、税金の関係でロイヤルティが30%差し引かれますので要注意です。
いよいよ本番。商品を作ろう!
登録が済んで、いよいよ商品制作です。登録した全員は商品を25種類までデザインすることができ、その後の売上数に応じて制作できる商品の数が増えていきます。手順はごく簡単です。
【商品作成の手順】
- 自作デザインをPhotoshopやIllustratorなどのソフトを使って作り、アップロードする
- 商品のタイプや色を選びます。値段や商品名、商品説明などを設定する
- 商品が承認されたら、商品が売れてロイヤルティが振りのを待つ
商品の制作にあたって、絶対に知っておかなければいけないことがあります。 著作権と商標についてです。 著作権や商標権を侵すと、警告なしでアカウントが削除されます。には、他人のデザインをコピーしたりキャラクターの画像を勝手に使用したりしないことが大切です。商標はさらに要注意です。意外な名前や言葉が商標登録されている場合、Tシャツに言葉やフレーズを載せようと思ったら、その言葉が商標登録されているか、必ず確認しましょう。確認には、 USPTOなどのサイトが便利です。
徹底した調査が成功の鍵
Amazonでは考えない数のTシャツが販売されています。その中から選んで手に入れ、必要に応じて売上を立てていくためには、慎重な事前調査が必要ありません。
まず、どんな商品を作ればいいのか。 競争相手の多い人気ジャンルではなく、ニッチなニーズを見つけるのがおすすめです。 ひとは、自分の好きなものがプリントされているTシャツを買うもの。 「BBQ Tシャツ」で検索すると、数え切れないほど楽しい商品が見つかります。 個々の商品の売上ランキングを確認して、売れている商品が多く必要な証拠があります。 すでに販売されているものよりもおもしろくて、魅力的なデザインができると思ったら、ぜひ挑戦してみましょう。 いろいろなキーワードを検索して、ニッチを10個、20個と見つけていくことが、売上を積み上げていく基盤になります。
顧客を引き寄せるために、商品タイトルや商品説明もよく考えて作成する必要があります。Amazonでキーワードを検索して、最適な言葉を探しましょう。競争と戦うハメになりますが、「Tシャツ黒猫耳ハロウィーン」とキーワードを盛り込んでいくと、競争相手がかなり有利になってきました。
まとめ
研究は地道な作業ですが、繰り返し行って徐々に傾向と対策が見えてきます。事前調査を十分に行い、自分なりの戦略を練り、コツコツと地道な努力を積み重ねていくことが大切になります興味があれば、ぜひ挑戦してみてください。
著者:Hitomi.N
IT企業で4年間のプログラマーとしての経験を積み、その後6年間のプロジェクトマネージャー業務を行ってきました。渡米後はEコマースマネージャーとして、日本企業のアメリカ進出を支援しています。収集を行い、最新のデータと洞察をもとに、戦略の最適化や新しいアイデアを考案し、クライアント企業に競争力のあるソリューションを提供しています。