いよいよ2019年も残り数ヶ月、そして来年は2020年を迎えます。 2010年代はスマートフォンやタブレットが急速に普及し、それに伴い人々が当たり前にインターネットで買い物をするようになった「Eコマースの始まり」のそして、来たる2020年には新しい通信規格「5G」の本格運用が開始されると見られ、インターネット利用が今よりもずっと快適になり、これまで以上では、実際に2020年と今後のEコマースの予測を見ていきましょう。
2020年代はECがショッピングの主役に
これまでAmazonなどのECサイトは世の中に浸透していますが、今後ますますインターネットショッピングが当たり前の時代になっていきます。の深い世代が消費者の中心となっていくため、オンラインショッピングが主要な買い物方法になっていくことは想像に難くありません。Big Commerceによると、アメリカ人の51%がインターネットショッピングを好む、96%が最も1度はインターネットショッピングの経験があることがわかっています。
Eコマースの売上げ予想も右肩上がり
上記の理由から、Eコマース全体の売上げは急速に伸びています。 こちらのグラフからわかるように、2014年には13.36億ドル(約1336億円:1ドル⇔100円換算)の売上げでしたが、2018年には28.42億ドル近くと2倍まで伸びる、2021年には48.78億ドルとさらに、2倍まで伸びると予想されています。このようにEC業界は、現在右肩上がりの好調期と考えます。
2020年代のEコマースの「キーポイント」
ここでは、これから盛り上がっていく2020年代のEコマースに関して、トレンドとなりそうなものをご紹介していきます。なるはずです。
・IoT(モノのインターネット)
IoT(アイオーティー)という言葉を聞いたことのある方は多いのではないですか?IoTを簡単にいえば、モノとモノをインターネットでつなげるということです。例えば、Amazon echoなど、家の電気やテレビを音声で操作できるように機械等はIoTを活用しています。
IoTによって、Eコマースにどのような変化がもたらされるかと言うと、一番の大きな変化は「ドローンや自動運転者による無人配達」でしょう。無人配達が進めば配達コストは抑えられ、配達スピードも早くなることが期待されます。
・AR/VRなどの技術でよりリアルな購入体験を
AR(Augmented Reality)は拡張現実、VR(Virtual Reality)は仮想現実を迂回し、新しい購入体験を消費者に提供することができます。した時のシミュレーションができるアプリ(AR)で、購入前に家具のお試しができる機会を提供しています。また、VRが使えば、実際にモノを購入する前に「この商品が使えればこんな感じ」 」のような使用体験が、いろいろな商品で可能となります。
・AIを使った顧客対応
すでに導入している企業も多いですが、AIを用いた顧客対応によってコスト(人件費)を考えることができます。また、AIで顧客の好みや行動を分析し、個人に合った商品やサービス等の販売促進ができるようになります。
まとめ
これからますます「通信機能」が発達し、ほとんどのショッピングがECが行われるようになります。までにない購入体験を提供することが重要になります。流れの早い時代だからこそ、常に最先端の技術を捉えてまいります。
著者:Masako.S
米国の大学でマーケティングを専攻。現在はトランスコスモスアメリカにて、EC・事業開発/チャットボット担当。米国EC業界の動向調査・最新ツールの導入に、熱心に取り組んでいます。