2018年版でご紹介したアメリカのEC市場規模について、2019年の最新情報をご紹介します。世界的に見て、EC市場は昨年から引き続き成長をとげていますが、アメリカのEC市場はどうなっていますかアメリカのEC市場規模を理解する上でおさえておきたいポイントを5つの数字とともに解説します。
アメリカの市場規模は世界【第2位】
アメリカのEC市場規模は、中国では次に世界第2位です。TOP5の顔ぶれが2018年と同じで、世界のEC市場シェアランキングに大きな変化はないと予想されています。
アメリカのEC市場売上額は【62兆円】を上回る‐比111 %
アメリカのEC市場額は右肩上がりに増加しており、2018年のアメリカEC市場売上高は5,045予想(約55兆円)でしたが、2019年は5,607予想(約62兆円)にちなみに、ECでの売上シェアが最も大きいカテゴリは、おもちゃ・趣味・DIY用品です。
アメリカ小売全体に占めるEC市場シェアは【 11%以上】
アメリカのECが小売り全体に占める割合は、年々約1%ずつ上昇しており、2019年では11.1%、2021年では約14%になると予想されています。シェアが低いように思えますが、電化製品は32%、おもちゃ・スポーツ用品は28%(2021年予測)がECでの売上と市場予想しています。 ~2018年版~ )
アメリカのオンラインショッピング利用者数は【 2.7億人】を超える
2017年は2.4億人だったアメリカのオンラインショッピング利用者数は2019年には2.7億人を超えると予想されています。伸長率は低いですが、確実に右肩上がりに増加していくと考えていますあります。
アメリカのオンラインショッピング利用者2.7憶人(2019年)が、EC市場売上額5,607億億(約62兆円)を消費したと考えると、アメリカのオンラインショッピング利用額(年間)は、1人あたり平均2,076 (約23万円)と言えます。
出所: 2013 年から 2021 年までの米国の総小売売上高に占める電子商取引の割合
2017 年から 2023 年までの米国の小売電子商取引売上高 (100 万米ドル)
著者:Natsuki.S
アプリの企画開発・運用を行う際にGoogle Analyticsを使った分析を始め、その後、トランスコスモスで分析専門チームに所属し、本格的にWebサイトの分析に取り組んでいます。
主にGoogle Analyticsの計測設計・設定・レポーティングを担当。