アメリカのEC市場規模を限定でお願いしますか？ 世界的に非常に重要な市場だという事は知っていても、実際の規模感となると明確ではない人も多いのではないです。
この記事では、アメリカのEC市場規模を理解する上でおさえておきたいポイントを５つの数字とともに解説します。この記事を読み終えた後、誰でも具体的な数字とともにアメリカのEC市場規模が説明できるようになれるのではないでしょうか。
アメリカのEC市場規模は世界【第2位】
アメリカのEC市場売上規模は、中国では次に世界第2位。これは知っているのですが多かったかもしれません。ちなみに、3位イギリス、 4位日本、 5位ドイツと続きます。
アメリカのEC市場売上額は【52兆円】を超える
アメリカのEC市場規模は、今後も拡大傾向にあり、2016年のEC市場売上高は3,603億予想（約41兆円）、2018年には4,615億予想（約52兆円）を上回ると予測されているます。
アメリカのEC市場規模は日本の【約2.7倍】
アメリカの2016年EC市場売上額3,603億見通し（約41兆円）に対して、日本の2016年EC市場売上額は15.1兆円、いわゆる、アメリカのEC市場規模は、日本の約2.7倍と言えます。
アメリカ小売全体に占めるEC市場シェアは【10％以上】
アメリカの小売全体に占めるオンライン小売売上高の割合は、2016年に8.2%に到達し、2018年には推定10.2%と今後の拡大が見込まれています。
割合の高さでは、すでに2016年に１５％を超えたイギリスや13％を超える中国には大きく開いているもの、これはアメリカが目指す市場拡大のポテンシャルを十分に秘めているとも言えます。
アメリカのオンラインショッピング利用番号は【 2.2億人】を超える
アメリカのオンラインショッピング利用者は2016年に2.1億人に達し、2018年には2.2億人を超えると予測されています。という事が出来ます。
アメリカには日本の総人口（１．２憶人）の約２倍のオンラインショッピング利用者がいると考えると規模感のイメージが湧くのではないでしょうか。
アメリカのオンラインショッピング利用者2.1憶人（2016年）が、EC市場売上額3,603億を消費したと考えると、アメリカのオンラインショッピング利用額(年間)は、1人当たり平均1,125試合（約12.7万円） ）と言えます。
おわりに
いかがでしたか？具体的な数字を見ることができ、アメリカのEC市場規模を理解して、少しでもお役に立てて嬉しいです。次回の記事では、アメリカの消費者動向について、おさえておくべきポイントを解説したいと思います。
参考：statista.com、meti.go.jp、retail.emarketer.com
著者：Mikako.U
日本でWebマーケティングの経験を積み、渡米後はEコマース事業に従事。現在トランスコスモスアメリカでEコマースプロジェクトマネージャーを担当。アメリカでのEコマース、コンテンツマーケティングに日々集中しています。