BFCM商戦2021の振り返り ~総消費額は増加も消費傾向に変化あり~

年度末となり昨年度の事業成果を改めて目にする機会が増えてきたのではないでしょうか。昨年度は新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたと思ったら再度拡大するなど、慌ただしい年度だったと思います。今回はそんな2021年度の締め括りとなったBFCM商戦について、振り返っていこうと思います。

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2021年のBFCM商戦におけるトレンドと制するためのポイント

年末商戦の始まりを告げるBlack Friday/Cyber Mondayの季節がやってきました。皆さん、準備はできていますか。昨年はコロナ禍でのBFCM商戦となり、戸惑うことも多かったと思います。では、今年のBFCM商戦はどのようになるのでしょうか。同じコロナ禍とはいえ、ワクチン接種の広がりやデルタ株の出現など昨年とはやや異なる状況になっています。今回はそんな2021年のBFCM商戦のトレンドとBFCM商戦を制するために知っておくべきポイントを紹介していきたいと思います。

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2019年Amazonプライムデーと「7月のブラックフライデー」の動き

2019年7月15、16両日に開催されたAmazonプライムデーは、昨年を大きく上回る盛況を見せました。 一方でWalmart(ウォルマート)やeBay(イーベイ)など、Amazonの競合も、Amazonプライムデーの開催時期に焦点を合わせて、大規模なセールを行うようになり、プライムデーと並んで「7月のブラックフライデー」と呼ばれる現象が出現しています。 ここでは2019年のAmazonプライムデーと「7月のブラックフライデー」を構成するWalmartなどの小売店の動きをご紹介します。   空前の活況を呈したAmazonプライムデー2019 年ごとに規模を拡大するAmazonプライムデーは、2018年には推定40億ドルを売り上げ、ブラックフライデー・サイバーマンデー(※感謝祭翌日から始まる11月末の大規模セール)の合計を上回りました。今年から2日間の開催となったAmazonプライムデー2019は、2018年の実績をさらに上回り、60億ドル近い売上を達成したと推計されています。しかし、他の小売業者もAmazonの動きを傍観していたわけではありません。   7月のプライムデーはAmazonの枠を超えて広がる Amazonプライムデーは、Amazonに留まらず、アメリカの他の小売業者にも大きな影響を与えています。 デジタルマーケティング会社Adlucentの調査によると、アメリカの消費者の75%がAmazonプライムデーに買物をすると答えています。しかし、そのうちの68%は、Amazonだけでなく、アメリカの大手ディスカウントストアであるWalmartやTarget(ターゲット)、大型家電量販店のBestBuy(ベストバイ)など、他の小売業者のサイトも見て回る、と答えています。 事実、Walmartを始めとするさまざまな小売業者が、プライムデーと時期を合わせてセールを行う動きは、2015年のプライムデー開始当初より起こっており、そうした流れは「7月のブラックフライデー」と呼ばれるようになって、アメリカの消費者にも定着しつつあります。 2019年には、Targetはプライムデー当日にセールを開催し、Walmartはプライムデーの数日前から1週間に渡るセールを、Amazonの価格に対抗する形で行いました。   他を圧倒するAmazonプライムデー こうした7月のブラックフライデーの動きはありつつも、この期間のAmazonプライムデーは、他を圧倒するものとなっています。2018年には、消費者の50%がAmazonプライムデーで買い物をすると答えたのに対し、7月のブラックフライデーで買い物をすると答えたのは21%にとどまっています。プライムデー期間中のすべての商取引の86%をAmazonが占め、2019年にはAmazonはWalmartとeBayの売上を合計した10倍以上の額の売上を計上しました。...

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2019年末商戦は「長期化」と「EC化」を継続か

米国で最も“ホット”なショッピングシーズンと言えば、11~12月の年末商戦です。伝統的には「米国最大のショッピングデー」と言われる『ブラックフライデー*』を皮切りに、12月のクリスマスまで頻繁にセールが行われます。 そんな2019年の年末商戦は、近年のトレンドがそのまま継続されるとみられています。キーワードは「長期化」と「EC化」で、これらのトレンドは我々Eコマース業界の追い風となりそうです。 *アメリカで、感謝祭(11月の第4木曜日)翌日の金曜日のこと。   近年の動向通り、セール期間の長期化が見られる 『ブラックフライデー』という言葉が使われ始めてから、今までは11月第4金曜日の「ブラックフライデー」が主なセールスタート日となっていました。しかし、昨年こちらの記事 【アメリカ EC】ブラックフライデーに忍び寄る影 2018 アマゾン プライムデーの驚異の売上 でもご紹介した通りその期間は「長期化」の傾向にあります。 ある調査によると、2018年は商品カテゴリごとに以下のような時期が最も商品が安くなったようで、セール期間の「長期化」が実感できる結果となっています。 ・電化製品→11月はじめ ・クリスマス用デコレーション→11月22日 ・おもちゃ→11月21日(サンクスギビング前日)...

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【アメリカ EC】ブラックフライデーに忍び寄る影 2018 アマゾン プライムデーの驚異の売上

アメリカでのショッピングビッグイベントといえば、やはりブラックフライデーが浮かぶのではないでしょうか?11月の第4金曜日に在庫一掃セールを行うこの日は、長年小売業において「最も商品が売れる日」とされてきました。しかし、近年ECの普及によって、Amazonが毎年7月に行う「プライムデー」がその存在を脅かしています。ということで、近年のブラックフライデーとAmazonプライムデーを比較していきましょう。   EC市場はブラックフライデー期間において記録的な成長を遂げている Adobeアナリティクスによれば2017年の「サンクスギビングデー」と「ブラックフライデー」の売上を合算すると、前年比17.9%増の79億ドル(8690億円=1ドル/110円換算)にも達しています。一方、EC市場のセール開始日である「サイバーマンデー」も、予想された66億ドルに迫る65.9億ドル(7249億円=1ドル/110円換算)の売上で、ブラックフライデーらと同様の伸びを見せました(前年比17%増)。 2018年も昨年ほどの成長率とはいかないものの、2桁成長は見込める予測されています。また、アマゾンに関して言えば、違う角度からの期待も持てそうです。Hitwise社によると、「2017年のブラックフライデーに行われたオンライン上の取引の50%以上がAmazonで行われた」というデータが出ました。Amazonのプライム会員が増えることで、この数字もさらに増えていくことが考えられます。     年末商戦(ブラックフライデー)の期間は、11月全体に 近年、ブラックフライデーに関わるセール期間が延びています。Amazonやウォルマートの小売業者の多くが、「ブラックフライデー」の数日~数週間前からセールを開始しており、11月全体を”ビッグ・セール・イベント”として扱うようになっています。消費者は「ブラックフライデー」としての1日にまだ魅力を感じていますが、ブラックフライデー後の休日に買い物に行く人も増えています。これは2018年も同じ傾向になると予測され、いつか「ブラックフライデー」という縛りが無くなるかもしれません。   2018年Amazonの「プライムデー」は過去最高の売上を記録 2018年07/16・17の2日間にわたって行われた36時間の「Amazonプライムデー」では技術的な問題が発生したにもかかわらず、売上は昨年比66%以上の増加となりました。この売上にはAmazonのプライベートブランド(ファイアースティックなど)が非常に大きく影響しました。   この「プライムデー」では開始後の63分間に、カートに商品を追加できなかったり、勝手にチェックアウトされる事態のトラブルに見舞われましたが、それでも過去最高の売上を記録することができました。というのも、Amazonの顧客はトラブルが起きたことで購入をやめることはなく、復旧した残りの約35時間で再度取引を行っていたからです。Amazonは少しのトラブルは気にしない、非常によい顧客を抱えていると言えるでしょう。 ではなぜ、Amazonの「プライムデー」はこんなにも顧客に支持されるのでしょうか?ある分析によると、2018年Amazonプライムデーで販売された商品の67%が「ブラックフライデー」で販売された商品よりも安く、さらに15%の商品は同価格であったそうです。つまり、82%の商品が「ブラックフライデー」と同等、もしくはそれ以上に安い価格で手に入れることができました。また、昨年の2017年には76%もの商品が「ブラックフライデー」よりも安く、驚異的な価格力を発揮していました。したがって、バーゲン狙いの顧客にとっては「ブラックフライデー」よりも、「プライムデー」の方が間違いなく商品を安く購入できるチャンスとなっています。...

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