Blog

transcosmos America / ECサイト構築・運用  / Shopify VS WooCommerce ~特徴比較~

Shopify VS WooCommerce ~特徴比較~

EC事業を展開する際の非常に重要なステップとして自社サイト構築がありますが、その手法について悩んだことはありませんか?今回は代表的なECサイト構築サービスであるShopify、WooCommerceについて、それぞれの利点と利用する際の懸念点を比較していきたいと思います。本記事を通して、それぞれの違いを理解し、より良いサービス選びに役立てていただければと思います。

 

<Shopify>

利点①:豊富な料金プランと決済方法が用意されている。

Shopifyでは、ベーシックプラン($29/月)、スタンダードプラン($79/月)、プレミアムプラン($299/月)の3つの基本プランに加え、必要最低限の機能に絞られたライトプラン($9/月)、大規模な取引を行う事業者向けのプラスプラン($2000/月)の計5つの料金プランが用意されています。この料金にはShopifyによるホスティングサービス分も含まれているので、ドメイン、SSL証明書、サーバー費用などの追加費用が発生することはありません。豊富な料金プランから目的に応じて最適なプランを選ぶことができる点はShopifyの利点と言えるでしょう。

また、Shopifyでは決済方法についても豊富な選択肢が用意されています。決済手数料は利用するプランによって、3.25~5.9%となっていますが、Shopify が提供する決済サービスである「Shopifyペイメント」を利用することで、決済手数料を0.5~2%ほど抑えることができます。

 

利点②:豊富なサイトテンプレートと機能拡張アプリによって、オリジナリティ溢れるECサイトを構築することができる。

Shopifyでは無料、有料含めて100以上の上質なサイトテンプレートからデザインを選択することができます。また、サイト機能を拡張するアプリも多数用意されており、簡単に実装することができます。実店舗での販売情報とECでの販売情報を連携するなどの機能拡張アプリがあるので、商品の販売形態やターゲットとする消費者層に合わせて、導入の検討をしていただければと思います。

 

懸念点①:機能拡張など様々なサービスを利用しすぎると月額費用がかさむ。

「ShopifyはECに必要な基本機能をワンストップで提供しているため、費用面に関しては自身が選択した料金プランにかかる月額料金のみを気にすれば良い」と考えている方は特に注意が必要です。機能拡張のために追加サービスを利用している場合はその分の費用が追加で発生することを忘れないようにしましょう。

 

懸念点②:カスタマイズのためには前述したプログラミング言語「Liquid」の知識が必要となる。

細部までこだわったECサイトを作りたいと思っている場合は、「Liquid」(Shopifyでサイト構築するための独自のプログラミング言語)でのプログラミングが必要になるため、カスタマイズ前提でECサイトを作ろうと考えている方は注意が必要です。

 

 

<WooCommerce>

利点:ECサイト構築・運営に関する自由度がShopifyに比べて高い。

Shopify は定期課金型ワンストップサービスであるのに対し、WooCommerceはあくまでサイト構築用ソフトであるWordPressのプラグイン(追加機能)です。そのためECサイト構築、運営にあたる自由度はShopifyよりもWooCommerceの方が高くなっています。他社との差別化や自社のブランドイメージをより的確に表現するようなECサイトを構築したい方にとってこのサイト構築、運営の自由度の高さは大きな利点であると言えます。

 

懸念点:ホスティングサービスは含まれていないので、ECサイトのメンテナンスやセキュリティ管理などのテクニカル面を自社で担う必要がある。

前述したWooCommerceの自由度の高さは時に懸念点として作用します。まず、WooCommerceは基本的に無料で利用できますが、自力でドメインやSSL証明の取得を行わなければならず、それらの費用とサーバー費用は自己負担となります。また、セキュリティ管理やメンテナンスを自分自身で行う必要があるため、このような専門知識に自信がない方にとっては、必ずしも気軽に利用できるサービスであると言えないでしょう。

 

<Shopify VS WooCommerce>

ここまでで紹介したShopify 、WooCommerceそれぞれの特徴を比較すると、次のように言えるでしょう。

Shopify

→「ECサイトを0から初めて作る方」、「面倒な作業を行わずに手軽にECサイトを作りたい方」におすすめ。

WooCommerce

→「既にWordPressで作成しているサイトにECサイトとしての機能を追加したい方」、「ECサイト構築、運営を可能な限り自由に行いたい方」におすすめ。

 

<まとめ>

今回は2大ECサイト構築サービスShopify、WooCommerceを比較しました。どちらか一方だけが優れているわけではなく、それぞれに良さがあります。皆さんの現在の状況に合わせて、どちらを利用するかを検討していただければと思います。

 

 

出所:WooCommerce vs Shopify: Who Comes Out On Top?
WooCommerce vs Shopify (Sep 2021): Which One Is the Absolute Best?


著者: Shunji.O

大学を卒業後、アメリカでインターンシップをするため渡米。トランスコスモスアメリカでは、ECマネージャーのアシスタントとしてEコマースの勉強中。アメリカのECについての知識をブログで共有しています。