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ブランド・ロゴにお悩みですか?ロゴメーカーで希望のデザインを明確化する方法

8月 4日, 2018
By : Masako.S

海外向けにオンラインで商品を販売する際、ブランド戦略に欠かせない大切な要素がロゴです。Eコマースやブランドの顔として、顧客がその信頼性とセンスをはかるシンボルと言えます。ここでは、ロゴの重要性と、ロゴメーカーでのロゴ作成をご紹介します。

ロゴに求められる条件

ロゴは、社名やブランドネームをオリジナルのタイプフェイス(書体)で表現したロゴタイプと、イメージをシンボル化したロゴマークがあります。また、ロゴタイプとロゴマークが一体化したデザインのロゴもあります。オリンピックやサッカーチームなどに使用されるシンボルマークをメインにしたロゴはエンブレムとも呼ばれます。

ブランド・ロゴは、消費者にブランドを認知してもらうために、「すんなりと読める」可読性を備えつつ、競合と差別化できるユニークなデザインが必要となります。商品やパッケージにワンポイントとしてロゴマークを配置すれば、小さなスペースでも効果的にブランドイメージを訴求することができます。オンラインストアのSNSのプロフィール画像、商品パッケージやタグなど、用途に応じて配置できるロゴのバリエーションをセットで用意しておくとよいでしょう。また、スマホなどのモバイルデバイスでも適切に表示されるように、ロゴデザインが複雑になりすぎないように配慮することも重要です。

ロゴメーカーでデザインの試作

実際に自分でロゴの試作品をつくることで、ブランドにマッチするデザインがよりはっきりと明確になります。デザインスキルがなくても、オンラインでロゴを簡単に作成してくれるロゴメーカーを利用してみるのがいいでしょう。最終的なロゴを制作することもできますし、テンプレートを利用して海外のデザインテイストを把握したり、発注のための試作品をつくるのにお薦めです。

まずは、ブランドのテーマやコンセプト、ターゲットとなる顧客層から思いつくキーワードをメモに書き出し、認知してもらいたいブランドイメージの要素をはっきりと確認してみましょう。メモしたキーワードを参照しながら、ロゴメーカーでロゴタイプの書体を変更してみます。次にいくつかに絞り込んだロゴタイプのカラーを変えてみます。すると黒で表示されたときには良かったデザインのいくつかが、色が着くとイメージにそぐわないことに気づくかもしれません。自分のブランドに合った書体のスタイルとカラーの組み合わせが、なんとなく実感できることでしょう。それでは以下に、使い勝手に優れたロゴメーカーを2つピックアップします。

Hatchful

Hatchfulは、ECプラットフォーム4選の記事でも取り上げた、クラウド系Eコマース・プラットフォームの最大手Shopify (ショピファイ) が提供するロゴメーカーです。Shopifyの非常に優れた、使って楽しいストレスのないサービスです。業種、デザインスタイル、ブランドネームや企業名、業態を入力すれば、ロゴが自動でデザインされます。トレンドに沿ったデザインと配色のセンスが見事で、モックアップには十分のクオリティです。完成したロゴのダウンロードには、9.99ドルがかかり、無制限に修正可能な高解像度のロゴ、ファビコン、各種SNSやYouTubeのプロフィール画像などがセットになっています。ウェブ版のほかに、iOSとAndroidのアプリも利用できます。

Logojoy

「世界でもっとも人気のあるロゴメーカー」というキャッチフレーズのLogojoyは、AIを活用したデザインマッチングによるサービスが特徴です。こちらもステップごとに、ブランドネーム、業態を入力して、好みのデザインスタイル、配色パターン、シンボルアイコンを選ぶとロゴがデザインされます。提案の中から気に入ったものを保存させ、それらを編集することでブラッシュアップします。AIによる書体や配色パターンの提案が優れているので、ロゴデザインのインスピレーションを得るのに適したサービスです。課金は、低解像度イメージの「ベーシック」が20ドル、高解像度のロゴがセットになった65ドルの「プレミアム」のほか、専門のグラフィックデザイナーに依頼できる「エンタープライズ」というプランが195ドルで用意されています。

ブランド・ロゴのまとめ

ブランド・ロゴには、競合と差別化できる視認性に優れたデザインと、用途に応じて使用できるバリエーションが必要です。オンラインで様々なロゴを参照する前に、伝えたいブランドイメージをキーワードに書き出してインプットしておきましょう。ロゴメーカーのサービスを利用して、自分で試作品をデザインしてみることで、ブランドにマッチする要素が視覚的に把握できます。高解像度プランの料金を払ってダウンロードすれば、ブランドに必要なロゴのセット内容もわかります。これらをスマホで表示して、カスタマーのモバイル視点を体験すれば、ロゴとEコマースのデザインにきっと役立つことでしょう。

参照元:www.shopify.com


著者: Masako. S

米国の大学でマーケティングを専攻。現在はトランスコスモスアメリカにて、EC・事業開発/ チャットボット担当。米国EC業界の動向調査・最新ツールの導入に、熱心に取り組んでいる。