EC業界 全体の28%シェア!アメリカ EC 最大手 AMAZON の売上の秘密とは

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EC業界 全体の28%シェア!アメリカ EC 最大手 AMAZON の売上の秘密とは

アメリカでEC事業を始めるにあたって、無視できない存在がAMAZON(アマゾン)だ。「地球上で最もお客様を大切にする企業」

を理念としており、今やネットショップといえば「AMAZON」というくらいに我々の生活にも浸透している。

 

創業23年目を迎えた今年も勢いは衰えることなく、オンライン小売業界内での取引総額は2013年の20%から、2017年には28%のシェアまで伸ばしている。すなわちオンラインでの買い物は、約3割がアマゾンで行われているということだ。さらに純売上は528憶ドルと、業界2位で140億ドルを誇るWalmart(ウォルマート)の約4倍にもなる。

そんなアマゾンの売上の秘密を探るべく、アマゾンの売上データを見ていこう。

 

第1のデータ:多くの製品カテゴリで アマゾン が市場90%以上のシェアを誇る

アマゾンの売上を支えるのが、驚異的な市場シェアを誇る製品カテゴリの存在だ。ECデータを集めるJumpshot社が、500以上のオンラインショップと1億台以上のデバイスによる購入履歴を追跡したレポートによれば、2018年第一四半期(1月~3月)のオンラインショップ売上の5つの製品カテゴリでアマゾンが90%以上のシェアを記録。そして続く2つの製品カテゴリも約4分の3以上を占める結果となった。

・住宅改善用品(93%)

・男性用スポーツシューズ(74%)

・スキンケア(91%)

・バッテリー(97%)

・ゴルフ関連用品(92%)

・掃除用品(88%)

・キッチン・ダイニング用品(94%)

※2()内はシェア

この結果は、民間企業で世界一の売上を誇るウォルマートや、化粧品大手のUlta(ウルタ)やSephora(セフォラ)の直販サイトを抑えての数字である。

以上のデータからアマゾンが消費者に選ばれている理由は、「どの製品カテゴリでも専門会社に負けないような品揃え」といえるのではないだろうか。欲しいものがあればまずアマゾンを開いて商品を探す。そういう一連の流れが世間にも染み付いているのだ。

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第2のデータ:アマゾン は自社製品力(プライベートブランド)も圧倒的!

アマゾンは自社製品(プライベートブランド)部門でも、他社を圧倒している。先ほどと同じくJumpshot社の調査した、ウォルマート、Target(ターゲット:大手ディスカウントチェーン)、Macy’s(メイシーズ:大手百貨店)、そしてアマゾンの大手小売業4社で取ったデータがまた興味深い。この4社のオンラインでの自社製品売上を比較すると、アマゾン以外の3社合計が39%に対し、アマゾンは1社で61%のシェアで大勝ちしているのがわかる。

このアマゾンの自社製品売上に大きく貢献しているのが「アマゾン・ベーシック」だ。アマゾン・ベーシックは「高品質の商品を低価格で提供する」ために作られたプライベートブランド。その中でも特に、ケーブルや充電式電池などの電子周辺機器の売上が大きく、電子周辺機器で有名なAnker(アンカー)社の約3倍ケーブル類を売り上げている。もし、さきほどの比較を「電子周辺機器を除いた売上」にすると、3社が74%のシェア、アマゾンが26%のシェアと大きく逆転されてしまう。

これはまさしくアマゾンの市場選びの上手さを表している。実際、アマゾン以外の3社は女性用の洋服や家庭用品を中心としているのに対し、アマゾンは先ほどの電子周辺機器に力を入れている。

このように他社があまり参入していない市場に目を向けたことも、アマゾンが勝てている要因の一つだろう。

 

アマゾン の売上に学ぶ2つのマーケティング戦略

アマゾンが今もなお成長し続けている要因。それが

  1. 圧倒的な品揃えで、捜し物はアマゾンという流れをつくった
  2. 市場で勝てる製品の選定

の2つである。

アマゾンは創業当初、販売業界での競争が少ないことから「本・書籍」で小売業をスタートしている。

もし、あなたの会社がアマゾンのように競合他社があまりいない製品に力を入れ、その製品を探すにはココという評判が得られれば、あなたの会社は選ばれ続けるだろう。

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出所:Most popular online stores in the United States in 2017
Amazon owns more than 90% market share across 5 different product categories


著者: Masako. S

米国の大学でマーケティングを専攻。現在はトランスコスモスアメリカにて、EC・事業開発/ チャットボット担当。米国EC業界の動向調査・最新ツールの導入に、熱心に取り組んでいる。


 

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