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アメリカ家電市場のEコマース最新トレンド

新型コロナウイルスの感染拡大が消費者行動や市場へ大きく影響している昨今、Eコマース市場の状況はどのように変化しているのでしょうか。本記事では、その最新トレンド、特に2020年のアメリカEコマース売上高の最大比率22%を占めた「家電製品」について着目して解説します。

 

2020年Eコマース市場は大きく成長

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、小売市場全体としては厳しい環境となった2020年ですが、そうした環境の中でもEコマース市場は大きく成長、躍進しました。多くの消費者がAmazonやウォルマートなどのオンラインストアを利用して、混雑した実店舗での買い物を避けたことなどが、Eコマース市場の売り上げ増加の背景要因としてあります。結果、2020年のアメリカのEコマース売上額は約7100億ドルと推定され、2019年と比較して18%もその数字を伸ばすという驚異的な結果をたたき出しています。

 

Eコマースの中で最も売れるカテゴリは家電製品

大きく成長を続けるEコマース市場ですが、アメリカのEコマース市場で最も売れている製品カテゴリは「家電製品」です。その売上高は2020年に約1,560億ドルとなっており、これはアメリカEコマース売上高全体の22%にもあたります。また、2020年にアメリカで売れた家電製品の約半数、49.5%がオンラインからの購入だったというデータもあります。

 

ホームエンターテイメント商品が好調

アメリカEコマース市場の中で最大の売上高を誇る家電製品ですが、その中でも特に好調なのがホームシアター、オーディオといったホームエンターテイメント商品です。その好調の背景には、コロナ禍の影響で人混みを避け、家で過ごす時間が長くなった人が増加しているという事情もあります。ホームエンターテイメント商品の収益は世界規模で40億ドルを超えており、この収益の数字は次の5年間で55億ドルを突破するとも見込まれています。そして、この収益の大部分がアメリカから発生しているという点も重要なポイントです。

 

 

 

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在宅勤務の広がりでコンピューター関連製品も好調

家電製品の中では、エンターテイメント商品の他にもコンピューター関連製品の売上が好調です。具体的な製品としては、ノートパソコンやタブレット、その周辺機器が該当し、それら製品へのウェブ上でのトラフィックも増加しています。コンピューター関連製品が好調な理由はホームエンターテイメント商品同様に、コロナ禍の影響を強く受けており、在宅勤務やオンライン授業をおこなう人が増えたことなどが理由となっています。

 

収益の大きいオンラインストアは?

各種の家電製品の好調な売り上げなどの影響もあり、成長を続けるアメリカEコマース市場ですが、その市場の中で最も収益を上げているのはどのオンラインショップなのでしょうか。2019年のデータとなりますが、ecommerceDBによると、最も収益高の高かったオンラインストアはamazon.comで、402億ドルとなっています。2位がapple.comで114億ドル、3位がbestbuy.comの68億となっており、4位以下にwalmart.comなどが続きます。このトップ3のオンラインショップが、アメリカのEコマース、家電製品カテゴリ収益全体の61%を占めているというデータも着目すべき点の一つでしょう。

 

まとめ

大きな成長を続けるEコマース市場。そのトレンドを把握することで、コロナ禍であってもビジネスを成長させるチャンスはあります。当ブログでは、アメリカの最新Eコマース情報を随時更新しているので、他の記事もぜひ参照してみてください。

 

 

 

 

出所:Our Data Deep Dive on the US Consumer Electronics Industry
Ecommerce Powers Consumer Electronics Sales
Electronics & Media in the U.S.


著者: Yukari.T

トランスコスモスではカスタマーサポートマネージャーとして、顧客のニーズにあったサービスのご提案、カスタマーサービスの質の向上に取り組んでいる。


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